ヒューシークは『読書』を推奨しており、学生や若手ビジネスパーソンにオススメしたい書籍を『今月の課題図書』というカタチで紹介しています。ぜひ参考にしてください。
新たな発見や気づきを得ることができる方法のひとつに『読書』があります。読書を通じて、ある一定の成果を出された方やある領域の専門家(著者)が体得された知識や経験則の一部を得ることができます。
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2014年2月号で紹介した「大人の流儀」の続シリーズである一冊。こちらも前作同様、艱難辛苦を経験した大人の経験則から、これから大人になろうとする若者が、自分と大人との「差」を知り、そこから多くを学ぶことができる一冊になっている。 私は、大人とはどうあるべきか、大人の男とはどうあるべきかを気づかせてもらった。これまでの啓発本にも似た一節はあったとは思うが、伊集院氏の言葉は説得力が全く違う。勇気をもらうことができる。ネタバレするので多くは書けないが、私自身は「誇りのために、友のために」や「若い修業の身がなぜ休む?」などが好みである。オススメの一冊である。
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つい先日最終回を迎えたドラマの原作本、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」など大ヒットを連発した池井戸氏の最新作。「下町ロケット」も好きでしたが、この作品は会社の存亡と社会人野球部の存亡のダブルストーリー立てで、いろいろな角度から「会社」を描いています。度重なる危機を逆転する姿にハラハラドキドキ、そこで繰り広げられる熱いハートを持つ人たちに涙し、最後は「あぁ~、よかった!」と思える内容で、根拠もなく、「自分も頑張ろう!」と思わせてくれるストーリーです。特にこの会社の会長が語る言葉は胸に沁みます。誰でもこんなDNAを持つ会社で働けたら…と思うのでは?? 一方で、こんな会社現実にはないよなぁ~、と思う人も私を含めたくさんいると思いますが、私が思うに、この作者は、作品を通しそんな会社に自分達がしていくんだよと言っている気がしてなりません。みなさんはどう感じるでしょうか?少なくとも、私はしばらく熱いハートで仕事に取り組めそうです(笑)
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タイトルだけみると違和感がありましたが、著者を見ると妙に納得してしまいました笑 一度大成功して、そのあとに反動がくると「あの時こうしてればよかった」とか、「なんでこうなったんだろう」とか、過去を振り返って後悔をしてしまいがちになると思います。しかし、有吉さんはいい意味で開き直っていたのがこの本を読んで印象に残りました。何かに悩んでいる人もこの本を読むと、こんな生き方もあるんだと、新たな発見ができます! 人間生きてく中で、誰しもが壁に当たる時が出てくると思います。その時に、どういう考えをもって、どういう行動をするかで、今後の生き方が決まってきます。有吉さんもそうですが、世の中で成功している方々も挫折を一度は味わっている人が多くいるので、そういう人たちの生き方を参考にしてみるのも良いと思います。
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